Jimbo’s Best Albums and others of 2020
2020年の自分の音楽ライフは
・ライブには全く行かないかチケット取っても後日中止になる(結局行けた現場は12/28のNOT WONK自主企画@リキッドルームの1回のみ)
・仕事終わりや休日になんとなくレコ屋に寄る機会が激減
・週4で在宅勤務となり、遅くまでダラダラ仕事をしてしまう(これは自分が悪い)ので配信ライブをリアルタイムで観る時間体力が残っていない
という条件が折り重なった結果、「身体的体験としてほとんど何も覚えていない」というのが率直な自分の第一印象でした。レコード屋の、ライブハウスの、リスニングイベント会場のあの空気を肌に感じなければ、自分が音楽について何かを感じ、考えることはほとんどできないのだということがイヤというほど身に沁みてわかりました。
自分はそれほど「現場最高!」という人間ではないという自覚はある一方、ネット・SNSでワイワイやる友人もおらず、月並みな言葉ですが失って初めて知った大切なことを痛感しまくった一年でした。緊急事態宣言が発出されると何が起こるのかという実感も、タワレコやディスクユニオンの休業によってようやく身に沁みてわかったのでした。
そんな中でもワクワクするリリースがあり、来年以降も折に触れて聞き返すであろう良かったアルバムをチョイスしたら30枚ありました。
一応順番めいたものはつけてみたものの、ほぼ順不同です。
来年も当分はこうした状況が続くと思うので、自分の音楽感度を自分の力だけで上げるためにもう少し「音楽を楽しむ時間」を意図的に増やしてみようと思っています。
1.PIZZICATO ONE『前夜 ピチカート・ワン・イン・パースン』
2.Moment Joon『Passport & Garcon』
3.GEZAN『狂(KLUE)』
4.evening cinema『AESTHETICS』
5.Thurston Moore『By the Fire』
6.Kaede『秋の惑星、ハートはナイトブルー。』
7.x-bijin『x-bijin』
8.Bruno Major『To Let A Good Thing Die』
9.Tame Impala『Currents』
10.YUKIKA『SOUL LADY』
11.Girl Band『Live At Vicar Street』
12.藤井風『HELP EVER HURT NEVER』
13.attc vs Koharu『縁かいな 〜Bring Us Together〜』
14.藤原ヒロシ『slumbers 2』
15.LUCKY TAPES『Blend』
16.SPECIAL INTEREST『The Passion Of』
17.民謡クルセイダーズ&フレンテ・クンビエロ『クンビア・デルモンテ・富士』
18.Bob Dylan『Rough And Rowdy Ways』
19.Hello Forever『Whatever It Is』
20.Sault『UNTITLED (Rise)』
21.THE NOVEMBERS『At The Beginning』
22.Khruangbin『Mordechai』
23.TAMTAM『We Are the Sun!』
24.The 1975『Notes On A Conditional Form』
25.Young Gun Silver Fox『Canyons』
26.ラブリーサマーちゃん『THE THIRD SUMMER OF LOVE』
27.君島大空『縫層』
28.ROTH BART BARON『極彩色の祝祭』
29.Bully『SUGAREGG』
30.Thomas Bartlett『Shelter』
※これまでの年間ベスト
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